【DaVinci Resolve】シネマティックな黒い帯を入れる方法

こんにちは,masART STUDIOのカワグチです。今回は Blackmagic Design 社の DaVinci Resolve を使用して,映画のように画面の上下に黒い帯(レターボックス)を入れる方法をご紹介します。



上のサンプル動画では,アスペクト比 16:9 の画面からスタート。3 秒後に 2.35:1 (シネマスコープ)へレターボックスをアニメーション(クロップ)して,終盤に 16:9 の画面に戻ります。

タイムラインの構成

Screenshot(タイムラインの構成)

作例の動画は3つのクリップと,1つの調整クリップで構成されています。調整クリップは,Adobe 製品の調整レイヤーのようなもので,調整クリップで設定したエフェクトの内容は,その調整クリップよりも下に配置された全てのクリップに適用されます。

調整クリップの配置

Screenshot(調整クリップ)

調整クリップを配置する方法は,エディットページの [エフェクトライブラリ] から [エフェクト] を開き,「調整クリップ」を選択してタイムライン上の任意の位置にドラッグします。初期状態では 5 秒程ですが,長さを変更することも可能です。調整クリップは以下のエフェクトで機能します。

  • エディットページのインスペクタ
  • Fusionページのエフェクト
  • カラーページのグレーディング

サンプル動画の解説

Screenshot(素材の配置)

それでは,サンプル動画の説明をしていきたいとおもいます。最初にビデオトラック 1 に動画素材のクリップ,ビデオトラック 2 に調整クリップを配置します。

Screenshot(調整クリップを動画素材の長さに合わせて,再生ヘッドを 0 フレーム目に移動)

調整クリップをクリップ 1 動画素材の長さに合わせて,再生ヘッドをクリップの最初( 0 フレーム目)へ移動します。

Screenshot(上下のクロップにキーフレームを打つ)

調整クリップを選択した状態で,画面右上のインスペクタを押下して,「上クロップ」と「下クロップ」にそれぞれキーフレームを打ちます(値は 0 のまま変更しません)。

Screenshot(上下のクロップの値を132に変更)

再生ヘッドを最初のフレームから 3 秒の位置に移動して,「上クロップ」と「下クロップ」の値を 132(*) へ変更します(キーフレームが打たれていることを確認してください)。

* FullHD(1920x1080px)の場合。アスペクト比を 2.35:1(1920x817px)にしたいため,(1080-817)÷2=131.5 の近似値として 132 を設定します。

Screenshot(上下のクロップにキーフレームを打つ)

続きまして,再生ヘッドを最後のフレームから 3 秒前位置に移動してキーフレームを打ちます(値は 132 のまま変更しません)。

Screenshot(上下のクロップの値を0に変更)

最後に,再生ヘッドをクリップの最終フレームに移動して,「上クロップ」と「下クロップ」の値を 0 へ戻します(キーフレームが打たれていることを確認してください)。

以上となります。最後までご覧頂きありがとうございます。